2018年7月の発売以来、衰えぬ人気を誇っているJB64ジムニーとJB74ジムニーシエラのシリーズ。軽自動車と普通車のエンジン性能の違いはありますが、車内スペースは共通設計となっています。
この記事では、JB74ジムニーシエラで車中泊をする時に気をつけたい、5つの注意点をご紹介いたします。
Contents
車中泊できる場所か確認して、マナーをしっかり守ろう
まず、車中泊をする際には、泊まろうとしている場所が車中泊できるかどうかを確認しましょう。
車内のスペースと駐車場があれば、ホテルや旅館代を浮かせることができるメリットのため、近年車中泊はブームになっています。車中泊人口の増加に伴って、全国的にマナー違反の事例が報告されるようになっているのです。たとえば、道の駅に大量のごみを持ち込んだり、駐車場にテーブルを広げて騒ぐ、施設の電源を無断で使用するなどがあります。
これらのマナーについては、過去の記事にくわしく書いておりますので、ご参照ください↓
・新型ジムニーで車中泊を楽しむために知っておきたいマナー
マナー違反の増加に伴って、車中泊を禁止する施設も増えてきています。
車中泊できるかどうかは、事前にしっかりと確認しましょう。
・初めてジムニーシエラで車内泊するのにオススメな場所は?
限られた車内スペースではエコノミークラス症候群に注意が必要
車中泊では、限られた車内スペースで長時間を過ごします。車内で横になって長時間を過ごすため、身体を十分に動かすことができなくなるのです。
そのため血流が低下して、エコノミークラス症候群のリスクが高まります。エコノミークラスになると血管が詰まってしまうリスクがあるので注意が必要となります。
リスクを低下させるためには、水分を十分に摂って、定期的に脚をもんだり動かしたりするようにしましょう。
エンジンのかけっぱなしは非常に危険 停車中はエンジンオフ
エンジンのかけっぱなしはとても危険なのでしないようにしましょう。
冬場などは、車のマフラーに雪が詰まって、排気ガスが逆流して一酸化炭素中毒のリスクが高まります。
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・くろうと向け記事!ジムニーで車中泊を冬にすることのすゝめ
また、道の駅などの公共の場では、長距離トラックやバスをはじめとする、さまざまな方が休憩したり、仮眠をとったりしています。
公共の駐車場の内でのアイドリングストップはマナー違反にあたります。余計な騒音と感じられてしまうのを避け、あなた自身の安全を守るため、駐車している間は車のエンジンをストップしましょう。
車上荒らしなどへの防犯対策をしっかりとしよう
道の駅などの公共の駐車場においても、防犯対策は抜かりなく行うようにしましょう。睡眠をとるときは、サンシェードなどで車内のプライバシーを守り、ドアにはロックをかけるようにしましょう。
・B64新型ジムニーで快適に車中泊するには窓目隠しが必需品
また、トイレに行く際など、車を離れる際には、短時間でも施錠をするように気をつけましょう。
夏や冬などは季節ごとの対策を忘れずにしよう
車中泊においては、季節ごとの対策は必須になります。
季節に応じた対策を講じなければ、夏は暑すぎて、冬は寒すぎて眠られないということになってしまいます。夏にせよ冬にせよ、就寝中はエンジンを停止するので、エアコンの利用はできない前提で対策をする必要があるのです。
夏場は窓を開けておいても虫が入ってこないように、蚊帳を用意しておいたり、インスタントの氷枕を用意したりすることによって快適性が向上します。
万一シャワーを浴びられない場合に備えて、使い捨てのボディペーパーを用意しておくと快適です。
・B64新型ジムニーで車中泊を夏にする時気をつけるべき5点
冬場は、きちんとした寒さ対策が重要になります。
特にマットレスは重要で、地面からの寒さを遮るR値の高いものを用意しておき、適切な寝袋を用意することで快眠できます。
・JB74ジムニーシエラでの車中泊用マットはどう選べばいいの?
寒いからといって、車内でガスバーナーを利用すると一酸化炭素中毒のリスクがありますので注意が必要です。
まとめ
JB74ジムニーシエラで車中泊をするための、一般的な注意点をご紹介してきました。
車中泊できる場所かどうか確認し、マナーをしっかりと守りましょう。エンジンをしっかりと切って、エコノミークラス症候群対策でこまめに水分をとるなどして、快適に車中泊を楽しみたいものですね。