車中泊グッズ

JB74ジムニーシエラでの車中泊用マットはどう選べばいいの?

車中泊を楽しむ上で、とても大切なのは睡眠の質です。
車の運転やアウトドアレジャーで疲れた身体をしっかり休めることができなければ、楽しいはずの車中泊も台無しになっていまいますよね。
この記事は、新型ジムニーシエラを使って車中泊を楽しみたいけど、どうやって選んだらよいかわからずに迷っている方に向けて書かれています。
記事を読んで、あなたにぴったりと合ったマットを選んでくださいね。

大きな2つの選択肢 キャンプや登山用のマットか車中泊用マットにするか

新型ジムニーは、軽自動車規格を最大限に活かしたコンパクト設計になっています。悪路でも気にせずにどんどん走ることができる走破性が魅力です。
その走行能力を生かしてさまざまな場所に行けるメリットを最大限に活用するには、マットの選択肢が2つあることを知っておきましょう。
キャンプや登山用の軽量コンパクトなものを車中泊にも流用するか、かさばりますが寝心地がよい車中泊用のマットを選ぶかです。
以下で、これらの選択肢について見ていきましょう。

キャンプ用マットは、エアマットかクローズドセルかを選ぶ

キャンプや登山用のマットで車中泊できるのか疑問に思うかもしれませんね。
JB64ジムニーは、フロントシートとリアシートを倒せば、ほぼフルフラットにすることが可能です。
フロントシートの座面と背面の間にくぼみができてしまうので、完全にフルフラットではないのですが。このくぼみのため、多少寝心地を犠牲にしてもよい場合、キャンプや登山用のマットでの車中泊は問題ありません。
新型ジムニーの限られた車内を有効に活用するため、軽量コンパクトに収納できる登山用マットを使うのは理にかなっていますよね。

登山用のマットは、エアマットかクローズドセルから選ぶことになります。
エアマットは、空気を注入して厚みを出すタイプのマットのことで、インフレーターと手動式に分かれます。
インフレーターは、バルブを開けると自動で空気が入っていくため設置が簡単です。
手動式は、自分で空気を注入するか、空気を入れるためのポンプを活用する場合もあります。

クローズドセルはパンクがないのが特徴です。
エアマットに比べて、厚みはないものが多いですが、穴が開いて使えなくなる心配がないため、多少雑に使ってもよいのがメリットですね。



快適性が大きく向上する車中泊用マット

車中泊用に作られたマットを選べば、車の中での睡眠の質は大きく高めることができます。
車中泊用マットは、エアマットかベッドキットを選ぶことになります。

登山用マットと同様、車中泊用のエアマットも空気を注入して厚みを得ることになります。
インフレータータイプの、バルブを開けると自動で膨張するタイプが多く、登山用のマットと比べるとかさばるものが多いですね。
その反面、マットの厚みがあるため、快適な睡眠のために大切な寝心地のよさが高いものが多いのです。
厚めのものを選べば、新型ジムニーをフルフラットにした時のくぼみをカバーできるので快適性が向上します。



ベッドキットを選べば、JB64ジムニーの車内空間を完全にフルフラットにすることも可能になります。
新型ジムニー専用設計の商品も多く発売されているため、様々な選択肢からえらべるというメリットもあります。
ベッドキットは、素材から移動時の収納方法まで、各社工夫をこらしているので、あなたの車中泊スタイルに合わせた商品を見つけられるはずですよ。
おすすめのベッドキットはこちらです↓
ジムニーJB64の車内をフルフラットにできるマットを紹介
JB64ジムニーで快適に車中泊するのにオススメのベッドキット



新型ジムニーシエラの運転席にできるくぼみをどこまでカバーできるかが快適さのカギ

新型ジムニーフルフラット
<画像出典:スズキ公式HP>


すでに何度かふれましたが、JB64ジムニーはシートを倒した時に、運転席や助手席にくぼみができるため完全にフルフラットにはなりません。
このくぼみを完全にカバーしたいなら厚めのマットを、多少のくぼみは我慢できるのであれば、軽量性を重視して登山用のマットを選べばよいでしょう。

冬場に車中泊をするなら、マットの断熱性能にも注目しよう

新型ジムニーの走行性能は、季節を問わずに発揮されます。冬場もスキーやスノーボード、スノーキャンプなど、アウトドアレジャーはいろいろ楽しめます。
冬場も車中泊を楽しみたい場合で、登山用マットを使う場合は断熱性能にも注目しましょう。
登山用のマットは、R値を参考にするとよいでしょう。
R値は、マットの断熱性能を表す数値で、R値4以上が冬用としては一般的です。


まとめ

新型ジムニーで車中泊を楽しむために大切なマットの選び方は、大きく登山用のマットを流用するか、車中泊用のマットを使うかに分かれます。
登山用のマットを流用すれば、コンパクトに収納が可能になるのに加えて、車中泊以外にも使う場面が増えるので、マットを有効活用できます。
車中泊用もマットを選べば、多少かさばりますが、厚みが増すので快適に睡眠できるようになるのが特徴になります。

過去記事にておすすめマットをご紹介してますのでぜひご覧ください↓
新型ジムニーJB64での車中泊におすすめなマット5選!