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JB64ジムニーを車中泊に便利なフルフラットにするやり方

新型ジムニーフルフラット

車中泊をする上で、車内が水平かどうかは快適性に大きな影響を与えます。
JB64ジムニーは、車内をほぼフルフラットにすることができるのが大きな特長です。
この記事では、JB64ジムニーのシートをフラットにするやり方をご紹介いたします。
参考にしていただいて、快適な新型ジムニーでの車中泊を楽しんでくださいね。

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フロントシートとリアシートのへッドレスとを抜き取る

JB64ジムニーをフルフラットにするためには、まずフロントとリアシートのヘッドレストを抜き取ります。
ヘッドレストは根本にあるボタンを押しながら、上に引っ張ると抜き取ることができます。
JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラに標準装備されていますが、ジムニーのXGグレードにはリアシートのヘッドレストは装備されていません。
そのため、XGグレードの場合はリアシートのヘッドレストは抜き取る必要がありません。

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フロントシートを前にスライドさせて、目一杯リクライニングさせる

次に、フロントシートを前にスライドさせた上でリクライニングさせます。フロントシートに座って、両足の間に手を入れるとバーが手に触れます。
そのバーを上に上げるとシートを前後にスライドさせることができますので、目一杯前にスライドさせましょう。
リクライニングさせるためには、窓側についているレバーを使います。運転席側なら右手、助手席側は左手で操作します。
座った状態で、手を真下におろすと、レバーに触れますので、それを握りながらゆっくりと背もたれに寄りかかるとリクライニングできるのです。

リアシートの側面窓側付近にあるとってを引いてリクライニングさせる

フロントシートを無事たおせたら、次はリアシートをリクライニングさせましょう。
リアシートのシートベルト付近にあるとってを引くと、リクライニングさせられるようになっております。
JB64ジムニーのXGグレードは左右一体型のリアシートなので、1回操作すれば後部座席全体が倒れます。
その他のグレードは左右独立しているので、それぞれリアシートを倒します。

座面を取り外すことなく、フルフラットな空間が出現する!

新型ジムニー長尺物搭載
<画像出典:スズキ公式HP>


フロントシートとリアシートをそれぞれリクライニングさせると、ほぼフルフラットな空間が車内に出現します!
車中泊において大切な、睡眠のストレスを大きく軽減させてくれるうれしいデザインですね。
先代にあたる、3代目JB23ジムニーではリアシートの座面を取り外す必要がありました。これに対して、4代目のJB64ジムニーでは座面を取り外すことなくシートのフラット化できるように改善されているため、手間を省いてフラットにすることができるのです。

ほぼフルフラットだが、フロントシートの座面と背面の間に少しくぼみができる

こうして車内にフルフラットな空間を確保できるのですが、1点気になるのは、フロントシートの座面と背面の間に若干のくぼみが生じるのです。
完全に180°水平になるわけではないので、もしかしたらきになる方がいるかもしれません。
そんな場合は別記事にて紹介している、別売りマットレスを利用することによって完全なフルフラット化できますよ。
JB74ジムニーシエラでの車中泊用マットはどう選べばいいの?

まとめ

JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラシリーズは、排気量は違いますが車内の構造や装備は共通しています。
フロントシートを倒してから、リアシートをリクライニングさせることによって、車内をほぼフルフラットにすることが可能になっているのです。
倒した上で、フロントシートに座った状態で眠ることは可能ですが、より快適性を向上させるためにはマットレスがあった方がよいでしょう。
社外製のマットレスを使うことで完全にフルフラットな空間を手に入れられます。