JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラが持つ高い悪路走破性を活かすためには、タイヤ選びが大切になります。
新型ジムニーに装着できるタイヤには、様々な種類があり、それぞれ性能が大きくことなります。タイヤが持つ特徴を理解すると、行動範囲が広がって、ジムニーでの車中泊をより楽しむことができるようになるのです。
Contents
新型ジムニーでどのように車中泊したいのかでタイヤを選ぶ
JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラで車中泊を楽しみたい人におすすめのタイヤにはどのようなものがあるのかをご紹介してきます。
どのようなシチュエーションでジムニー車中泊を楽しみたいのかによっておすすめのタイヤは異なってきます。
道の駅やサービスエリアなどの舗装路の走行をすることが多く、整った環境でのジムニー車中泊が多い方。あるいは、ジムニーが持つ悪路走破性を活かして、ダート走行した先で車中泊をしたい方。
あなたの個性に応じて、様々なシチュエーションで車中泊できるのが新型ジムニーの強みです。
車中泊をするシチュエーション別におすすめのタイヤの種類をご紹介していきます。
道の駅などで車中泊するだけならハイウェイテレーンタイヤ
長距離をジムニーで旅しながら車中泊を楽しみたいという方におすすめなのが、HTタイヤと言われるタイヤです。
通常、JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラを購入すると、納車時に装着されているタイプのタイヤのことです。
HTとはハイウェイテレーンの略称です。その名のとおり、高速道路のような整備された舗装路の走行に適したタイヤとなっています。
新型ジムニーで長距離を旅する際など、道の駅や高速道路のサービスエリアのような場所で車中泊をしたい方に向いているタイヤになります。
舗装路を効率的に走行するために設計されており、タイヤの凹凸が少なく、雨の中走行する時にストップしやすいようなパターンです。
日常生活で舗装路をよく走行し、ジムニー車中泊でも舗装路がほとんどという場合にはHTタイヤがよいでしょう。
ダート走行を伴うジムニー車中泊ならマッドテレーンタイヤ
ダート走行を主に考えており、ジムニーでの車中泊も悪路走行の前提で行いたいならMTタイヤがおすすめです。
・JB64ジムニーで出かけるのが楽しくなるマットタイヤの選び方
MTタイヤとはマッドテレーンの略称です。ぬかるんだ泥のような路面でも、適切にタイヤが地面と摩擦を得られるよう（トラクションといいます）、デコボコの突起が目立つパターンが採用されているのです。
MTタイヤは、悪路走行を前提に考えられているため、舗装路における燃費はその分犠牲になっていると考えましょう。
舗装路における走りやすさや燃費より、悪路走破性を高めてジムニー車中泊を楽しみたい場合、MTタイヤをおすすめします。
白文字でメーカー名がペイントされている、ホワイトレターはマットタイヤの代名詞。
アメリカのビーエフグッドリッチは、マットタイヤのブランドとして人気があります。
・ジムニーでキャンプに行くのがさらに楽しくなるBFグッドリッチのすゝめ
バランス重視でいろいろな車中泊したいならオールテレーン
舗装路を走ることが多い一方で、たまにダート走行する際の走行性も捨てたくない、という欲張りな考えもあります。
そんなバランス重視の方におすすめなのがATタイヤになります。
ATタイヤとは、オールテレーンタイヤの略称です。
その名のとおり、すべての路面に対応することを目的にデザインされたタイヤなのです。
舗装された道路でも、林道のようなダートでもバランスよく走行することができるのです。
タイヤそのものが、HTタイヤよりも固く分厚くできており、木の枝などが刺さりにくく設計されているのです。さらに、パターンも泥や砂を噛んでトラクションを得やすいようにデザインされています。
新型ジムニーで車中泊を楽しむ用途に応じてタイヤを選ぼう
JB64ジムニーとJB74ジムニーシエラでの車中泊をより楽しむために、タイヤ選びは大切な要素になります。
どのようなシチュエーションで車中泊をすることが一番多いのかを考えることによって、適切な種類のタイヤを選ぶことができるようになるでしょう。
まとめ
新型ジムニーでの車中泊を楽しむため、適切な種類のタイヤを選ぶことが大切です。
舗装された道路を走行することが多く、道の駅などで車中泊することが多ければ、HTタイヤを選びましょう。
悪路走破性を最大限に高めたいならMTタイヤ。舗装路の走行性と悪路走破性のバランスをとりたいならATタイヤがおすすめになります。
