ひと目みただけでジムニーだと分かる可愛らしいスクエアなコンパクトボディが特徴のJB64ジムニー。かわいらしい見た目からは想像ができないほどの悪路走破性が持ち味です。歴代のジムニーに採用されてきた、本格オフローダーの証といわれるラダーフレームに加えて、最低地上高の高さなどの技術が走行力を下支えしているのです。この記事では、そんな新型ジムニーに乗るのがさらに楽しくなるタイヤの選び方をご紹介しますね。
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新型ジムニーの持つ悪路走破性に磨きをかけたいならタイヤにごだわろう
JB64ジムニーの特徴といえば、どんな路面でも走り抜くことができる悪路走破性にあります。ぬかるんだ路面だろうが、タイヤが空転してしまいがちな砂浜だろうがどんどんと進んでいくことができてしまいます。2本のフレームをはしご状に配置した、ラダーフレームはその走行力を支えている技術であり、トヨタランドクルーザーやメルセデスGクラスにも採用されている技術なのです。
そんな、本格クロカン車両であるJB64ジムニーですが、タイヤを取り替えることによって、より悪路走破性に磨きをかけていくことができるのです。
新型ジムニーを納車時についてくるタイヤは、HTタイヤと言われるものです。舗装された路面や高速道路などをストレスなく走行するためにデザインされたタイヤで、タイヤの回転方向に縦の溝が切られており、摩擦抵抗を少なくされているのが特徴になります。
舗装路とダートをバランスよく走りたいならATタイヤ
街乗りもダート走行もバランスよく乗りたいという場合におすすめなのがATタイヤになります。ATとは、All Terrainのことで、全ての路面という意味になります。
HTタイヤに比べて、タイヤ表面のデコボコが目立つパターンになっており、ぬかるんだ道に入った時のトラクション（タイヤが地面を噛むこと）が強力になるのです。
納車時についてくるタイヤよりも、無骨でオフロードっぽいワイルドさが加わるのが魅力といえます。
新型ジムニーを完全に未舗装路仕様にしたいならMTタイヤ
JB64ジムニーを、街乗りを前提としないでオフロードでゴリゴリと乗りこなしたいという場合には、MT（マット テレーン）タイヤがおすすめですよ。
ATタイヤが舗装路の走行も考慮したデザインであるのに対して、完全に悪路走行にかじを切ったデザインになっているのが特長です。デコボコのパターンがより大きく、泥をしっかりと噛むことができるようになっているのです。
ホワイトレターのマットタイヤで無骨なオフローダー感を演出
マットタイヤの見た目の話をします。いかにもオフロード車両のような外観を演出したいと思っているのであれば、ホワイトレターのタイヤがおすすめですよ。タイヤの側面には、タイヤのサイズや製造された年、メーカー名などの情報が記載されています。通常は色がついていないタイヤが多いのですが、ホワイトレターは白字で印字されているのです。納品時は、日焼け止めのために青色の状態になっており、水をかけてこすると白い文字が出てきますよ。
各メーカーからJB64ジムニー向きマットタイヤが発売されている
各メーカーから、JB64ジムニーで利用することができるマットタイヤが発売されております。マットタイヤとして有名で人気があるのは、アメリカのBF GOODRICHや、ブリジストンのデューラーシリーズ、東洋タイヤからもマットタイヤは出ています。ご予算とデザインの好みに合わせて選んでいきましょう。
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まとめ
新型ジムニーの持つ悪路走破性に磨きをかけたいのであれば、マットタイヤを選びましょう。舗装路と悪路の両方に対応するスタイルがよければATタイヤがおすすめで、完全に悪路走行用にしたいのであればMTタイヤがおすすめです。ホワイトレターのタイヤを選ぶと、よりオフローダーっぽい外観を演出できるのでかっこいいですよ。
